株式会社イズカ

島根県出雲市で「ゼオライト」の製造・販売を行っている株式会社イズカです。

イズカライトとは?

イズカライトとは?

天然ゼオライトについて
イズカライトの機能
 

イズカライトとは?

あらゆる産業分野で無限の可能性を広げる-イズカライト
 島根県大田市仁摩町天河内より産出する天然ゼオライト(モルデナイト)であり、弊社では1980年より露天掘りにより採掘したものを、製品化しています。
 その推定埋蔵量は7,020,000tとほぼ無尽蔵です。
 

モルデナイトの特徴
モルデナイトは、クリノプチロライトに較べて、酸による結晶崩壊が少なく、酸性雰囲気においての利用に有利である。
また、細孔径が、 クリノプチロライト が0.4nmに対して、 モルデナイトが0.6nmと大きく、VOCや臭気成分の吸着性能が高い。
 
構造図(モルデナイト)
 
SEM(モルデナイト結晶)



天然ゼオライトについて

[ZEOLITE] ゼオライトの名称と由来
 1756年、スウェーデンの鉱物学者「Cronstedt」がアイスランドの火山岩の調査中、玄武岩の空隙中に結晶を発見し、加熱するとほう沸することから、ギリシャ語の『沸騰(ZEO)する石(LITE)』に因み[zeolite](日本名:沸石)と名付けました。日本は天然ゼオライト資源に恵まれており、その利用・研究とも世界のトップランナーです。
天然ゼオライトの成因
天然ゼオライトの成因 ゼオライトはSi、Al、アルカリ土類等地殻中に存在する元素を主成分として、比較的低温・低圧条件下で生成します。
僅かな条件の違いにより生成するゼオライトの種類が異なります。
下記にあげるもの以外に、アルカリ性塩湖水、海水による変成を受けたゼオライトがあります。

 地表水・浸透地下水による生成
 地表水・浸透水の蒸発が著しい乾燥条件下で、アルカリ岩質凝灰岩のように溶液と反応しやすい物質が存在すると、溶液中のアルカリ・アルカリ土類濃度が高まり、ゼオライトを生成する条件になります。
 地層水による生成
 堆積物が埋没し、湿度、圧力が上昇すると堆積物中に含まれる溶液の性質が変化し、ゼオライトを生成する条件になります。
 熱水による生成
 地殻中に滞留・移動する熱水に凝灰岩などが触れた場合、ゼオライトを生成する条件になります。


イズカライトの機能

 陽イオン交換能
 ゼオライト自体が負電荷を有しており、可逆的にアンモニウムイオンや重金属をイオン交換により捕集出来きます。この能力を利用して水質浄化、重金属除去、土壌改良等に利用されています。

 ガス吸着
 ゼオライトは1nm(1/1,000,000mm)より小さい微細孔構造を有しており、アンモニア、ホルムアルデヒド等の臭気成分を吸着除去します。

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